この度平成27年度定時総会ならびにその後の理事会におきまして、理事が改選となり新たに会長に就任いたしましたのでご挨拶を申し上げます。
昭和27年の発足した長野県臨床検査技師会は、今年で63年目を迎えます。この先人の築いて来た、歴史の重みを鑑みると身の引き締まる思いです。
さて、長野県臨床検査技師会は会員数1200名を超す医療職能団体です。そして、私たちの会の目的は定款に以下の様に記されております。
「会は、臨床検査技師の学術技能の研鑽及び発展、ならびに医療及び公衆衛生の向上を図り、もって長野県民の健康の維持増進に寄与することを目的とする。」
そして、この目的を達成するために、我々の会では会員の生涯教育の充実と公益事業に力を注ぐことを活動の柱としております。
まず、学術技能の研鑽及び発展は、毎年行われている学会の開催を始め、各研究班での研修会、支部研修会などに加え、年代別研修として行われて来た、管理者研修、新人研修、若手セミナーに加えて、中堅職員研修を復活させ世代の切れ目のない人材の育成を行います。次に「検査説明・相談のできる検査技師育成研修」を継続し、チーム医療に貢献できる技師の育成に務めます。
次に「長野県民の健康の維持増進に寄与することを目的とする」活動目標については、公益事業の3本の柱である「健康と検査展」「がんイベント」「感染症予防啓発事業」の事業を展開し、県民の健康の保持増進に貢献すると共に、臨床検査が県民の皆様の健康の維持増進に身近なものになってもらえれば願っております。
これからも役員一同が協働して(一社)長野県臨床検査技師会が益々発展できるように努めてまいりますので、皆様からの変わらぬご支援を賜ります様お願い申しあげまして、ご挨拶とさせていただきます。